Jenkinsを使った自動テスト環境を作る(前編) – さくらのナレッジ

インストールで長いこと止まってるので、そろそろ手を付けるか

[news 継続的インテグレーション(CI)ツールとして有名なJenkinsは、ソフトウェア開発におけるテストやビルドと言った作業を自動化するツールだ。本記事ではJenkinsの最新版となるバージョン2系で正式に導入された、パイプライン機能を使ったビルド/テスト環境の構築を紹介する。 CIツールと「Jenkins」 ソフトウェア開発の現場において、そのテストはソフトウェアの設計やコーディングと同じくらい重要な過程である。近年のWebアプリケーションやスマートデバイス向けアプリケーション開発ではアプリケーションのリリース間隔が短くなっている傾向があり、そのためテストもより迅速かつ頻繁に行わなければならくなっている。そういった環境で有用なのが、継続的インテグレーション(CI)ツールだ。 CIは、元々は「ソフトウェアの開発コストを下げるためには開発の初期から頻繁にテストを行ってフィードバックを行うべき」という考え方から生まれた言葉であり、継続的にテストやビルドなどの作業を繰り返すことなどを指している。これを支援するためのツールがCIツールだ。 CIツールでは「特定のイベントをトリガーにしてあらかじめ指定しておいた処理を実行する」という機能が提供される。トリガーとして利用できるイベントはツールによって異なるが、たとえば毎日特定の時間にビルドを実行したり、バージョン管理ツールへのコミットをトリガーにしてビルドを実行する、といったことが可能だ。もちろん、手動でビルドを実行させることもできる。 CIツールはサーバーにインストールして利用するものが主流だったが、近年ではGitなどのソースコード管理システムやGitHubなどのサービスと連携して利用するクラウド型CIツールも登場している。また、XcodeやVisual Studioなどの開発環境と連携して利用できるツールもある。今回紹介する「Jenkins」はサーバーにインストールして利用するタイプのCIツールであり、オープンソース(MITライセンス)で提供されているため誰もが無償で利用できる。 Jenkinsの特徴]